稼ぎ時 2020 7 11

 仮に、新型コロナウイルスの第二波が秋に始まり、
再び、緊急事態宣言が出されるとしたら、
7月から9月までが、事業者にとっては、稼ぎ時です。
 極端なことを言えば、10月から12月分までも、
7月から9月までに稼ぐ必要があります。
 政府から見れば、2021年の税収は、
2020年1月から2020年12月までの所得に左右されます。
こうしてみると、事業者と政府は、運命共同体にあります。
 そういうわけで、7月から、
感染者が、どんなに増えたところで、緊急事態宣言は出せないのです。
7月から9月までは、経済優先の時期となるでしょう。
 とりわけ、先行して営業自粛していた観光業界は、
7月から9月までの期間に稼げないと、今年の冬は越せないでしょう。
 そういうわけで、7月から9月までは、
意地でも観光キャンペーンをやらざるを得ないのです。
 苦境に陥った業界には、意外にも病院や診療所があります。
おそらく、4月の診療報酬は、6月に支払われる段取りでしょう。
 そうすると、4月は、緊急事態宣言により、
外来患者が極端に減少したので、
6月の収入が大幅に減少してしまったはずです。
 緊急事態宣言は、5月まで延長されましたので、
7月の収入も減少するでしょう。
 そういうわけで、病院や診療所にとっても、
7月から9月までは、稼ぎ時であり、
外来や手術で稼ぐ必要があります。
 このような時期に、緊急事態宣言が出されたら、
どの業界も、経営的に厳しい状態になり、
新型コロナウイルスが「経済問題」を引き起こすでしょう。
秋からは、「相次ぐ感染者」から「相次ぐ倒産」という記事になりかねないのです。
 そういうわけで、意地でも緊急事態宣言を出せない時期ですので、
事業者や国民の皆様には、手洗い励行、マスク着用の厳守をお願いせざるを得ないのです。
また、テレワークの推進や夏季休暇の取得により、過密を避ける必要があります。











































































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